当社の営業活動はルート営業が基本。当社の製品を販売するディーラー様との取引がメインです。とはいえ、お客さまとの距離が遠いというわけではありません。同行提案や展示会での接客、納品・メンテナンスなどお客さまと接する機会はたくさんあります。ただ商品を売るのではなく各業界で挑戦するお客さまが夢を叶える一助となるために、お客さまの困りごとや悩みをいち早く知り得る立場として、さまざまな選択肢の中から最適な解決方法を提案する。社員一人ひとりが、お客さまの頼れるビジネスパートナーになることを目指しています。また、現場の声を社内で共有し、開発につなぐ役目も担っています。
農業関連機器の提案を通して、生産者様が抱える「省人化」「コスト削減」など多様な課題の解決に努めています。
豊富なラインナップの中から最適な製品を組み合わせ、全国の精米工場様に品質と生産性を両立させた精米設備を提案しています。
作業者の安全性・快適性にこだわった環境関連機器の提案を通して、静脈産業(※)で挑戦する人たちと業界の明るい未来をつくっています。
※製造業など製品を生み出す「動脈産業」に対して、その廃棄物を回収して再生・再利用、処理・処分などを行う産業は、人間の血液の循環に例えて「静脈産業」と呼ばれています。
お客さまの心豊かな暮らしの傍らで、末永く愛されるようなペレットストーブとサービスの提供を行っています。
営業案件の多くは、ディーラー様の問い合わせからスタートします。近年では、当社のホームページ・YouTube・SNSを観たお客さまからの直接の問い合わせも増えています。
ディーラー様からの依頼を受け、お客さまのもとへ同行訪問することもしばしば。お客さまの希望に沿う提案ができるよう、これからの夢や今抱えている課題についてヒアリングします。できる営業担当は「話上手」というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、それ以上に大事なのは「聞き上手」であること。お客さまの信頼を得て、本音を引き出せる力が求められます。
ヒアリングで得た情報をもとに、予算や仕様をまとめた提案資料を作成します。ちょっとした改善工事や単品製品の注文だけでなく、例えばライスセンター(共同乾燥調製施設)の新設など施設全体のプランニングを求められることもあり、その場合は設計施工を担当する部署のサポートを受けながら進めていきます。
作成した資料をもとにお客さまに説明し、双方の認識に齟齬がないかを確認しながらプランを固めていきます。営業案件を進めていくプロセスは個人戦ではなくチーム戦。先輩やグループリーダー(課長職)、営業所長や部門長のサポートのもと資料を修正し、お客さまに納得していただけるまで打ち合わせを繰り返し行います。
提案内容にご納得いただいた時点で正式に受注となります。営業としては注文をいただいた時点で一区切りと思いがちですが、お客さまとしてはここからがお付き合いのスタート。予定したスケジュール通りに納品・稼働できるように念入りに段取りを進めます。
1台何百万円もする機械の納品・組立は緊張することも。納品後は安全な使い方や日常点検の方法についてお客さまに説明し、安心安全にお使いいただけるように対応します。
当社の機械は10年、20年とご使用いただくもの。メーカーとしてのメンテナンスサポートや、お客さまの設備をより良くするための改善提案など、アフターフォローは重要な仕事です。もちろん製品の良し悪しも大事ですが、アフターフォローにご満足いただくことで、お客さまからリピート注文や他のお客さまの紹介が得られることも。お客さまとの関わりが新たな営業案件へとつながります。
展示会を主催するディーラー様と打合せをして出展機種を決定します。多くのお客さまに立ち止まって見てもらえるように、どのようなレイアウトでどのような魅せ方をすると良いのか考え、機器を配置します。展示会当日は多くのお客さまから話を聞くことができる良い機会です。山本製作所の代表として参加しているという意識をもって、きびきびと丁寧に対応します。
営業目標を達成できた時はもちろん嬉しいですが、一番のやりがいはお客さまが喜んでいる姿を見て、成果を実感できた時。お客さまごとに課題も解決策も異なるため、ルーティンワークではないおもしろさがあります。良くも悪くも反応がダイレクトに返ってくる楽しさも営業ならでは。
私たちの生活に欠かせない食と環境の分野で挑戦するお客さまの夢の実現や課題解決に貢献し、新たな未来像が想像できるようアシストしていくことも私たちのやりがいであり誇りです。
CHECK POINT1
話が上手な人よりも「聞く力」のある人。既に見えている課題だけでなく潜在的な課題を発見するために、お客さまの話にしっかりと向き合うことが求められます。そのためには製品に関する知識や業界に関する情報など、話題の引き出しをたくさん持っていることが大切です。
CHECK POINT2
「人が好き」という気持ちを持って社内外の人と関われることは最大の強みになります。減点法ではなく加点法。人の良い部分を見つけられる方は営業職に最適です。
CHECK POINT3
自分の提案を通して「お客さまを良い意味で驚かしてやろう」というサービス精神や、「お客さまの期待を超えたい」という意欲を持って仕事を楽しめる人もこの仕事に向いています。
CHECK POINT4
当社は、生命維持産業である食糧生産、生命の源である環境の分野に携わる機械メーカーです。食と環境の分野に関心があり、「食と環境の分野に関わる仕事がしたい」「食と環境の分野の発展に少しでも力になりたい」という人をお待ちしています。
ソリューション事業部 営業部 環境グループ R.M
米どころ山形県で生まれ育ったことから、高齢化が進む日本の農業を若い力で活気づけていきたい、そんな思いで入社しました。営業という仕事を通して、お客さまに満足を届け、笑顔を広げていければと思っています。
農業を活気づけたいという思いで入社しましたが、現在は環境関連機器の営業部門に所属しています。笑 発泡スチロールからリサイクル原料(インゴット)をつくる「発泡スチロール減容機」、ペットボトルのラベルを自動で剥離する「ペットボトルラベル分離機」、プラスチックの材質を近赤外線で判別し、マテリアルリサイクルに貢献する「プラスチック材質判別装置 ぷらしる」の営業を担当しています。
お客さまの困りごとを解決するために提案し、実際に機械をご購入いただくことで困りごとを解決し、お客さまの笑顔を見ることができたときはうれしいですね。また、単体の機械販売だけでなく、生産設備全体のオーダーを受けた場合は図面を作って提案することも。頭に描いていたことが形になったときはやりがいを感じます。
他社製品の導入を考えていたお客様に対して、当社発泡スチロール減容機の良さや導入メリットを丁寧に説明することで最終的に当社製品を導入していただいたことです。減容機だけでなく「プラスチック材質判別装置 ぷらしる」も追加でご購入いただけたことも嬉しかったです。
関東地区の営業責任者兼新しい社員の教育指導者。憧れられる中堅社員になります。
業務のキャパシティを広げるため、積極的にオンラインの営業ツールを活用した営業活動を行っています。
1つの業務だけを任されるのではなく多様な仕事に挑戦ができます。こうした経験が自身の成長につながっていると感じます。当社の営業は提案や販売だけでなく、工事の現場監督・修理・メンテナンスにも関わることがあるのでポテンシャルを高められる仕事です。
個人としてはもちろんですが、チーム、会社の一員として、求められる業務にしっかりと取り組むこと。まずは「挑戦」することが大事だと思っています。
いずれは家業を継ぎたいと思っていますが、それまでは山本製作所で経験を積み、経営者の器になれるように努力していきます。
最初は誰もが不安しかないと思います。失敗も一つの成長です。入社してやりがいが見つかることもあります。後悔のないよう頑張ってください。
農機事業部 営業部 K.Y
農機事業部の本部機能かつ取引先との窓口として、全国にある各営業所の営業担当が仕事をしやすい環境をつくりながら、サポートを行っています。
営業職なので自らが設定した目標を達成したときにはやりがいを感じます。また、当社の製品やサービスを提案し、導入してもらったことで「良い農産物ができた」「作業効率があがった」などの声をいただいた時はとてもうれしいです。
営業所勤務の時に関わったライスセンターの建設。一生に一度造るかどうかという、ユーザーの大きな節目に携わりながら想いを具現化していく中で、省力化、効率アップに向けた打ち合わせを重ねていきました。実際にライスセンターが稼動したときは達成感でいっぱいになりましたね。
営業部の屋台骨を支えられる人材になりたいです。具体的には、営業所の所長などの役職で当社の売上への貢献をすること。取引先やエンドユーザーから厚い信頼をいただけるような“人財”の育成を営業の立場から関わっていけたらと思っています。
営業所勤務が長かったので、社内のメンバーとのコミュニケーションを取ることを心がけています。また、さまざまな考えを知るために地域活動にも参加したり、他世代、異業種の方との出会いを増やしています。
「企業人」だけではなく「家庭人」としての自分を後押ししてくれるところ。当社は女性の育児休業取得率が100%で、男性の育児休業取得も積極的に推進しています。
全営業マンが活動しやすい環境づくり。全体や長期スパンを意識した方針設定が必要となるため、マネジメント能力が求められると感じています。
次の10年、50年、100年へ事業を継続できるよう、自分のできることを1つ1つ丁寧に積み重ねていきたいです。また、山本製作所を知っている、入社したいと思ってもらえるようなブランディングにも貢献していきます。
人生の中で、就職は非常に大きなターニングポイントになるでしょう。たくさん企業研究を行い、自分が働いている姿をイメージできる企業を探してください。
東北営業所 所長 Y.K
人が生きる上で無くてはならない農業(食糧生産)に関わる仕事がしたかったこと。そして山形に本社があり、全国に事業展開している会社だったから。メイドイン山本の看板を背負って、日本中で当社の製品を売っていきたいという思いがありました。
東北6県の営業を担当する東北営業所の所長を務めています。
いち営業マンの頃はディーラーの担当者やエンドユーザーである農家の方々とたくさん触れ合い、仕事を通して山本製作所や自分のファンが増えていくことが堪らなく楽しかったです。管理職となった今は、営業所のメンバーの成長を垣間見ることができたり、何かに挑戦してほんの少しでも成功する姿が見えた時にドーパミンが溢れ出します。
入社以来ほぼ農機営業一筋できましたが、30代前半に当社が新規事業で立ち上げた食品販売の仕事に責任ある立場で携わりました。結果は期待された仕事が全くできず、鳴かず飛ばずの果てにドロップアウト。その時の悔しさや苦しさ、辛さがそれ以降の仕事に取り組む際の源になっています。むしろ、その期間を経験していなかったら管理職を任せてもらえるような社員にはなっていなかったと思います。
「人財」育成の仕事がしたいです。人事グループをはじめ、さまざまな部門が人財育成に関わっていますが、同じフィールドに立って育成を行ってみたいです。現在の営業所のリーダーという立場は、自分の思いを叶えるのに最高のポジションだと思います。
私自身は50代ですが、40代、30代、20代と、年代によって社員の価値観や考え方は全く違います。それぞれの年代のことを知るために、メディアやネット、書籍などさまざまな媒体から情報を得ることを大切にしています。
自分がやりたいと思うこと、進みたいキャリアの希望を最大限聞き入れてくれるところ。それと、私のように失敗を経験した人間にも再チャレンジの道が拓けていることも良さだと思います。
当営業所は、当社の農機営業部の中で最大の売上規模を誇ります。当然、販売計画を完遂することが求められますが、「やらされてやる」のではなく、社員訓にある「経営使命感に燃え、仕事に強い信念を持ち徹して考動する人財」を育てることが大切。時に厳しいことも言わなければならず辛いですが、それが私の役目だと思っています。
10年後、山本製作所を担って立つ人材を多く育てていきたいです。
これからの人生のなかで長い時間を費やすのが「仕事」です。まずは自分がどんな仕事をしたいかをよく考え、企業と接触する機会があればとことん質問して自分のやりたいことと近いかどうかを探ってください。その中であなたがやりたい仕事と当社がマッチしたら…ぜひ一緒に仕事をしましょう!