ゼロエミッション

とことん分別し、廃棄物を減らす

Goal 12 : つくる責任 つかう責任


日本の埋め立て処分場の残余容量は残り約21年分

令和3年に環境省より発表された「一般廃棄物の排出量及び処理状況等(令和元年度)」によると、1人が1日当たりに排出するゴミの量は918gもあります。また最終処分場の残余容量は9,951万m3、年数にして残り21.4年分しかありません。CO2排出量を抑制しながら埋め立てゴミを減らすためには、ゴミを資源として新たに利用するリサイクルの割合を増やしていかなければなりません。

2009年から取り組んでいるゼロエミッション

当社では2009年よりゼロエミッションに取り組んでいます。ゼロエミッションとは、廃棄物として捨てられるものを有効活用することで、最終的に埋め立てられるごみの量をゼロに近づけることを目標とした取り組みです。当社では、社内から排出されるゴミを30種類以上に分別し、リサイクル率99%以上、埋立・焼却を1%以下にするという目標を2009年から現在まで10年以上達成し続けています。

さらに工場では、1枚の鉄板から少しでも多くの部品材料を取り出す工夫を行うなど、リサイクル率を高めるだけでなく資源を可能な限り利用する工夫なども行っています。

社内のマテリアルリサイクル率向上を目指して

焼却・埋め立てとなる廃棄物をさらに減らすため、当社では自社製品「ぷらしる」を活用し、プラスチック分別をさらに強化していきます。プラスチックをリサイクルするためには素材ごとの分別が必要となり、素材が混合している状態では新たなプラスチックへリサイクルする「マテリアルリサイクル」を行うことができません。現在はプラスチックを社内でおおきく3種類に分別し回収してもらっていますが、なるべくマテリアルリサイクル率を高められるよう、プラスチックの材質を判別する自社製品「ぷらしる」を活用し、より細かいプラスチック分別を実現していきます。



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