2025.04.07
3月15~16日 スリーエム仙台市科学館にて、仙台市と日清食品ホールディングス株式会社の共催で、子どもたちに正しいごみの分別の知識を伝えるイベント「NISSINポイっとプロジェクトin仙台」が開催されました。「正しいごみの分別の知識」を学ぶ授業や、プラスチックの「リサイクル実験」の見学、実際の家庭ごみ指定袋を使用した「ごみの分別体験」など、「ごみを減らす工夫」について楽しく学べるイベントです。
当社の「ぷらしる」は、プラスチックの破砕・選別・再資源化といった「リサイクル実験」を見学できるブースの中で、近赤外線によるプラスチックの材質選別を体験していただくためにご活用いただきました。日清食品グループの製品パッケージである袋麺の包装や、カップ麺の容器、乳酸菌飲料の容器など、見た目や手触りだけでは材質の判別が難しいプラスチック。当社が開発したプラスチック材質判別装置「ぷらしる」を使うことで、誰でも・簡単に・同じ基準で材質判別することができました。
見た目は同じ材質に見える2種類の袋麺包装の材質が異なっていることや、見た目も手触りも全く異なるカップ麺容器と乳酸飲料容器の材質が同じであることが分かると、子どもたちだけでなく保護者からも驚きの声が上がっていました。
「ぷらしる」による選別体験を通じて、プラスチックと言っても実際には様々な種類があること、リサイクルするためには種類ごとに分ける必要があることなどを、多くの方に知ってもらえたのではないかと感じております。
今回は仙台市、日清食品ホールディングス共催イベントへの実験機器の提供協力でしたが、当社独自の体験プログラムの提供も可能です。私たちは、地球温暖化防止など環境問題について考えるきっかけとなる体験をたくさんの子供たちに提供していきたいと考えていますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。