2025.01.06
12月15日、長崎県長崎市の樫山広浦海岸で行われた「年末海岸大清掃」に参加し、
プラスチック材質判別装置【ぷらしる】を使ったワークショップを開催いたしました。
この活動は、<長崎Coastal Debris Guard>様が主催で行っている清掃ボランティアで、
毎月1回、長崎市の三重から外海にかけての海岸清掃を行っています。
<長崎Coastal Debris Guard>様は、回収したゴミを分別し洗浄した後に、
地元再生事業者とタッグを組んで再生資源化を推進しているボランティア団体です。
当社が「年末海岸大清掃」に参加したきっかけは、
長崎Coastal Debris Guard・代表の熊川様から
プラスチック材質判別装置【ぷらしる】のお問い合わせをいただいたことです。
熊川様に【ぷらしる】の使用用途を伺った際、
海岸清掃活動を広げていく教育ツールとして活用をしたいとのお話があり
「長崎県(※1)が抱える海洋プラ問題を少しでも肌で感じることができれば、
今後のプラスチック選別等の開発に活きる」という思いから、
この度の海岸清掃ボランティアへの参加となりました。
さらに、熊川様の「単なる『ごみ拾い』では終わらせたくない」との思いとご提案をいただき、
今回のリサイクルに関するワークショップの開催に至っております。
※1:長崎県は、島の数(600カ所)が全国1位で、
海岸線総延長は北海道に次ぐ第2位(約4200km)。日本最西端であり、
海流の影響で漂着ゴミ被害が注目されるエリア。
午前中に海岸でのごみ拾いを行った後、
午後からはプラスチックごみをポリエチレンやポリプロピレンなど
材質ごとに分けるワークショップを体験。
見た目や手触りだけでは材質の判別が難しいプラスチックごみ。
当社が開発したプラスチック材質判別機「ぷらしる」を使うことで
誰でも・簡単に・同じ基準で材質判別できることを体験していただきました。
終了後は「楽しかった」「プラスチックのごみの種類はたくさんあるんだと実感した」と
感想をいただきました。