2023.05.19
地域の小中高生を対象に「地球温暖化防止(カーボンニュートラルやリサイクル)」 「食糧生産(お米)」 「工場・社内見学」という3つのテーマについて、自社製品および設備を活用した体験型プログラムの提供を行っています。各プログラムの内容は組み合わせ可能で、年間を通して依頼を受付中です。(要予約)
新学習指導要領では、子どもの「生きる力」を育むという理念のもと、達成する手段の一つとして「体験活動の充実」が挙げています。また、文科省が行っている21世紀出生児縦断調査によると【自然体験と文化的体験の機会があった人は「自尊感情」や「我慢強さ」などの非認知能力の育成にプラスの効果があったとしている】としており“体験活動推進特設ページ”を公開し企業と連携した子供たちの「リアルな体験」機会の充実を推進しています。
このような状況の中、弊社の3つの体験型プログラムは、2021年に行われた山形県の東根市教育委員会と市小中学校長会が主催の「ひがしねサイエンスアカデミー」をきっかけに誕生しました。(参照:次ページQRコード山本製作所SDGsサイト) 「ひがしねサイエンスアカデミー」では小中学生を対象に、カーボンニュートラルやリサイクルを中心とした内容で、プラスチック問題についての講習および当社製品(プラスチック材質判別装置 ぷらしる)を使用して材質ごとの分別体験を行いました。その際、参加生徒からの感想として、「体験が楽しかったこと」に加え「プレスチックを材質ごとに分別しなければいけない理由がよく分かった」との記載があり、“製品をつくるだけではなく、その背景や業界、世界の現状を知ってもらうことも私たちの使命ではないか”と考えました。
そこで、同席いただいた先生方からもご好評いただいた「地球温暖化防止(カーボンニュートラルやリサイクル)」の内容に加え、当社の事業の柱であるお米を中心とした「お米の授業(食糧生産)」プログラムと、自社工場や太陽光発電、ゼロエミッション等の取り組みを紹介する「工場・社内見学(モノづくり)」プログラムの3つを提供することにいたしました。(すべてSDGsと絡めた内容になっています)