導入事例 - 山本製作所 環境関連機器事業

XPSも減容できる電熱式への更新でコストダウンに貢献

用途

発泡スチロール(緩衝材・断熱材)の減容

業種:廃棄物処理業者

導入製品:発泡スチロール減容機

型式:RE-E1000

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「限りある資源を新たな資源創造へと循環させ、きれいな地球を育てること」をビジョンに掲げ、宮城県内で一般廃棄物・産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の収集運搬から、産業廃棄物の中間処理を行う同社には、近隣の家電量販店から大量の発泡スチロールが集まってきます。その量はおよそ年間20,000立方メートルで、重量に換算すると年間100トン(月間8.3トン)。家電緩衝材がメインとなっています。

同社はそれまで他社製の灯油式減容機を使用していたため、灯油・電気・水道(インゴット冷却用)といったランニングコスト高騰の問題や、灯油バーナの使用によって工場内が暑くなるという労働環境の問題を抱えていました。また建築断熱材XPS(押出発泡スチロール)を減容出来なかったため、委託処分費も高騰し課題となっていました。
そのような中、山本製作所の営業担当から電熱式減容機への更新提案もあり、電熱式減容機 ハイメルター RE-E1000への更新を決定。コスト削減・労働環境の改善を期待しての導入となりました。

導入して約1年半が経過(2024年8月時点)。同社の代表に「導入して良かった点」を伺ったところ、「ランニングコストが約60%削減になった」「建築断熱材XPS(押出発泡スチロール)やPE(ポリエチレン)緩衝材も減容できるようになったため、これらについて外部に支払っていた処理費がゼロになった」「インゴット製造時間が短縮した。また高品質化による売却価格アップした」「作業場の温度上昇がほとんど無く、減容作業時の臭いも少なく作業場環境がとても良くなった。」など、たくさんのメリットを挙げていただいております。

回収された家電緩衝材を投入

熱減容されたインゴット(緩衝材)

回収された建築断熱材を投入

熱減容されたインゴット(断熱材)


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