導入事例 - 山本製作所 環境関連機器事業

シンガポールの水産市場に減容機を導入。焼却処分されていたEPSを再資源化。

用途

【シンガポール】 発泡スチロールの減容

業種:市場関係

導入製品:発泡スチロール減容機

型式:RE-E502/502X

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政府管轄であるシンガポールの漁港(水産市場)に、発泡スチロール減容機 ハイメルターのシンガポール1号機が導入されました。昨年のトライアル導入が政府担当者の目に留まり、この度の正式導入となりました。

国土が非常に狭く、耕地面積も少ないシンガポールでは食料品の多くを輸入に頼っており、物流に伴う発泡スチロールの廃棄物が大量に発生します。しかしながら、廃棄された発泡スチロールは日本国内のようにリサイクル処理されず、他の廃棄物と一緒に運搬・焼却処分されているのが現状です。かさばる発泡スチロールは、保管や運搬の効率が悪く、様々な問題が発生しています。

そのため当社は、シンガポールで事業展開をする環境関連企業と協力体制を築き、シンガポールに日本式発泡スチロールリサイクルの仕組みをつくることを目指してきました。今回のハイメルター導入はその一環で、シンガポールにおける資源の有効利用(マテリアルリサイクル)とCO2削減に貢献することとなります。

今回の初導入にあたっては、前述の環境関連企業様および現地駐在担当者様のご尽力によるところが大きく大変感謝しております。今後もシンガポールにて、プラスチックリサイクルがさらに広がることを期待しています。

漁港に隣接した水産市場

水産市場で発生した発泡スチロール

熱減容されたインゴット


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