【JICA民間連携事業】埋立処理されていたランチボックスを再資源化
用途
業種:行政関係
導入製品:発泡スチロール減容機
型式:RE-E201
この度、JICA民間連携事業(普及・実証・ビジネス化事業)にてパートナー企業のご協力のもと、インドネシア南ジャカルタ市のリサイクルセンターに発泡スチロール減容機 ミニメルターの1号機が導入されました。JICA民間連携事業とは、日本の民間企業による優れた技術・製品の導入や、事業への参入を側面支援することで、開発途上国が抱える社会・経済上の課題解決に貢献する事業です。
インドネシアは、人口では世界第4位、海洋プラスチックごみの排出においては中国に次いで世界第2位で、国内において深刻な社会問題となっています。埋立処分場がひっ迫する中、公害防止を含めて様々な課題を抱えています。このような現状に対して、この度の「住民参加型の多品目分別・減量による非焼却型一般廃棄物処理システム普及・実証事業」は、同国における日本式リサイクルの普及を目指す取り組みです。
これまで埋立処理されていた発泡スチロール類(ランチボックス他)を、ミニメルターでインゴット化し、マテリアルリサイクルすることで、埋立地の延命と分別・リサイクルの必要性を啓発しています。自然豊かでエネルギーに満ち溢れたインドネシアの未来に、少しでも貢献できればと願っています。