沖縄県宮古島で1979年に創業された同社は、鉄スクラップなど廃棄物の回収や処理に関する実績を数多く積み重ね、宮古島の環境を20年以上にわたり守ってきました。特に処理技術や離島からの排出輸送コストの面で、長年放置されて問題となっていた約7,000台の廃自動車を適正に処理し、島外に排出した実績で島内の多くのお客様に認知されています。
宮古島の廃棄物処理・リサイクルを支えてきた同社ですが、発泡スチロールについてはマテリアルリサイクルする手段がありませんでした。観光客の増加に伴い、ゴミ問題も顕著になっており、かさばる発泡スチロールの処理は同社の大きな課題となっていました。
このような理由から、同社はミニメルター RE-E201の導入を決定。起動時間が5分と早く、良質なインゴットを製造できるパフォーマンスの高さが導入のポイントになりました。ミニメルターの導入により、発泡スチロールについてもマテリアルリサイクルの道が開けた同社。今後も「美ぎ島(かぎすま)」を守る一翼を担うことが期待されてまいす。