「誰でも」「簡単に」「同じ基準で」材質を判別することで、RPF固形燃料へのPVC(塩ビ)混入防止を可能にしました。
用途
業種:廃棄物処理業者
導入製品:プラスチック材質判別装置 ぷらしる
型式:PI-100
群馬県で産業廃棄物・一般廃棄物の処分業を営む同社では、回収したプラスチックのうちリユースできないものを、再生利用できるものはマテリアルリサイクル、再生利用できないものをサーマルリサイクルしています。
後者については、自社でRPF固形燃料を製造していますが、品質を安定させるためにはPVC(塩ビ)を混ぜないことが重要です。そのため、現場作業者がPVCの選別作業を行っていますが、作業者の経験によって精度が異なることが悩みの種でした。また、目視でわからないものは、塩ビチェッカーを使用し炎色反応で確認したり、場合によっては燃やした時の煙の臭いで判断していましたが、これは社員の健康に影響を及ぼすおそれがあります。
これらの課題に対し、同社ではプラスチック材質判別装置「ぷらしる
」の導入を決定。コンパクトで持ち運びも容易、他社製品と比較して5分の1程度の価格ながら、「誰でも」「簡単に」「同じ基準」で材質を判別することが可能になりました。
同社の担当者様曰く「ぷらしるは選別効率を向上させるだけでなく、自社がどのように材質判別しているか、得意先や見学来訪者に説明する際にも役に立つ」と対外的な説得力についても言及。
また、「社員教育としても、プラの材質特性、材質によるリサイクル方法など、最適な方法が何かを社員一人一人が考えるきっかけにもなる」と教育ツールとしても高い評価をいただいています。