精米工場の新設
高精度の色彩選別機を3基導入。「色彩・異物選別機1」で着色粒の除去、「色彩・異物選別機2~3」で着色粒・異物を除去する。
お米の品質を左右する砕粒除去のため、全国でも例をみない最新型のインデンツシリンダーとシフタ2機を導入。
「シフタ1」で搗精時に発生した砕粒と糠玉の除去、「インデンツシリンダー」で半分割れの砕粒を除去、「シフタ2」で搬送時に発生する砕粒と糠玉を除去する。
各フロアの行き来を極力減らせるような機器レイアウトを行い、オペレーター室は工場中心の2階に設置。
梯子の使用を極力抑え、基本的に階段で移動できるようにすることで、両手がフリーな状態での移動を可能にした。
また、FAシステムの導入により、袋詰めする製品と包材が一致しない際に注意喚起を行う等、ヒューマンエラーを防止する策を設けている。
精米工場で大量の電気を消費するのは「精米機」「コンプレッサ」「集塵機」の3ヶ所。馬力効率が良い精米機、省エネ型のコンプレッサを導入し、複数のコンプレッサを台数制御することで稼働状況のバランスを取っている。
集塵機は分散化したことにより、稼働しているラインに必要な集塵機のみが稼働する。
処理能力:3.6~22トン/h
色彩選別異物選別フォトセンサースーパーイーグルアイ
高い処理能力を維持しながらコンパクトな設計。最終観察0.2Φクラスの観察眼で高温障害除去も可能に。
包装能力:17袋/分(2kg時) 16袋/分(5kg時) 14袋/分(10kg時)
計量包装機全自動ロール式
市場ニーズに対応したコンパクトサイズで、さらなる高速化と省エネを実現。