海外機器
2024.01.09
独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する2023年度「中小企業・SDGsビジネス支援事業~ニーズ確認調査」において、
当社が応募した案件が採択されJICAホームページにて発表されました。
テーマは「アフリカ地域 循環型乾燥機・石抜機をコアとしたポスト・ハーベスト機械のニーズ確認調査」(案)となります。
アジアやアフリカの途上国では、米を収穫した後の貯蔵段階で多くの廃棄が起こっています。
米は長期保存のために収穫後の乾燥調製が必要ですが、途上国では機械化が遅れているため
適切な乾燥調製ができずに腐敗させてしまい、その結果多くの米が廃棄されてしまうからです。
途上国の食品生産工程における廃棄を減らすことでより多くの食料を確保することが可能になります。
さらに、廃棄される食品が減ることで生産者の収益も増え、生活基盤の安定につながり、
飢餓から抜け出すための一歩となります。
これまで当社は、東南アジアを中心に乾燥調製機器の販売を通して、米生産における生産性向上
および食品廃棄の削減に努めてまいりましたが、今後は最も人口増加が見込まれるアフリカ地域に
おいても同様の取り組みを展開していきたいと考えています。